2025.07.25 初心者向け!ワインの味わいを決める要素とは? 酸味・甘味・タンニン。これを知ればワインがぐっと楽しくなる! 🍷「味の違い」って、なにで決まるの? ワインを飲んだとき、「ちょっと酸っぱい」「なんか渋い」「フルーティで飲みやすい!」と感じたことはありませんか? 実はそれ、すべて“味わいを構成する要素”の違いなんです。 このブログでは、ワインの味をつくる3つの基本要素「酸味」「甘味」「タンニン(渋み)」について、初心者の方にもわかりやすく解説します。これを知れば、今日からあなたのワイン選びがもっと楽しく、もっと深くなりますよ! ~このブログでわかること~★ワインの味わいを構成する3つの要素「酸味・甘味・タンニン」の特徴と役割★自分の味覚タイプを見つけるためのヒントと、賢い飲み比べのコツ 🍋 酸味 = すっきり・さわやか・キレ ワインに含まれる酸味は、ブドウ由来の自然なものです。主に白ワインやスパークリングワインで感じやすく、「キリッと」「さっぱり」と表現されることが多いです。 暑い日に冷やして飲むと最高に美味しいワインは、たいてい心地よい酸味がきいています♪ 食事中にワインを飲むと、口の中をリセットしてくれるような効果もあるんですよ◎ 代表的なワインの酸味 ★酒石酸: ワインに最も多く含まれるブドウ由来の主要な酸で、ワインの骨格をなすシャープな酸味 ★リンゴ酸: 未熟なリンゴのようなシャープな酸味★乳酸: ヨーグルトのようなまろやかな酸味(マロラクティック発酵による) 📝ポイント酸味が苦手な方は、「まろやか」「やさしい酸味」といった表現があるワインを選んでみてください。例えば、シャルドネを使った白ワインは、酸味が控えめでクリーミーなタイプもあります。 🍇 甘味 = フルーティ・やさしい・親しみやすい 「フルーツっぽくて飲みやすい!」と感じるワイン、ありますよね。 これは、ブドウ本来の糖分が発酵後に残ることで生まれる“自然な甘さ”です。この残糖が多いと、甘口、やや甘口になります。 デザートワインなどはしっかり甘く、食後酒としてゆっくり楽しむのにぴったりです。一方で、見た目や香りが甘そうでも、実は辛口というワインもたくさんあります。 📝ポイント初心者の方には「やや甘口」「フルーティ」と書かれたラベルや、ブドウ品種のモスカート(マスカット)を使ったワインがおすすめです! ☕ タンニン(渋み)= コク・重さ・深み 赤ワインでよく感じる「渋み」は、“タンニン”という成分によるものです。タンニンはブドウの皮・種・茎などに含まれており、赤ワインの製造過程で果汁に溶けだします。 舌や歯の裏がキュッとなるような感覚があるのは、タンニンが豊富な証拠。若いワインではより強く感じられますが、時間が経つと丸くなり、熟成したワインではまろやかで複雑な風味へと変化します。 タンニンの感じ方ガイド ★タンニンが豊富: 舌や歯ぐきがキュッと引き締まる / 重厚でコクがある ★タンニンが控えめ: 口当たりがなめらか / 軽やかでフルーティ ★熟成したタンニン: 角がとれてまろやか / 複雑な風味が生まれる 📝ポイント「渋いのが苦手」な方は、“ピノ・ノワール”などのタンニンが控えめで軽やかな品種からスタートしてみましょう♪ 🍷 飲み比べで「違い」が見えてくる 酸味・甘味・タンニン。それぞれ単体ではなく、そのバランスによってワインの印象が大きく変わります。 たとえば…★酸味+甘味 → フレッシュで親しみやすく、食前酒にもぴったり。 ★甘味+タンニン → 果実味が豊かでまろやか、少し重厚感のある味わい。 ★酸味+タンニン → シャープで骨格がしっかりとした、力強い印象。 最初は「なんかちょっと違うな?」くらいでも大丈夫♪ 何本か飲んでみると、「あ、自分は“酸味ひかえめ”が好きかも」とか「タンニンしっかりが好みだな」など、だんだん“自分の味覚の軸”が見えてきます。 🍷知っておくと、もっと選びやすくなる! ワインの味の要素を少し知るだけで、ワイン選びがぐっと楽しく、そして自信をもって選べるようになります。 ラベルやPOPの「酸」「甘」「タンニン」という言葉に注目して、ぜひ少しずつ“自分の好み”を見つけていってくださいね。 難しく考えず、「好きだな」と思える味わいに出会うこと。 それが、ワインを最大限に楽しむ一番の近道です。 ワイナリー直送!エレガントでシルキーな赤ワイン カベルネフラン・ツヴァイゲ ルトレーベ 2023(赤)|750ml(辛口) 樽香の中にシガーや干しブドウのような乾いた果実と、トマトを思わせるやや青い香りが広がる1本。明るいルビー色で、味わいはエレガント。滑らかなタンニンとシルキーな質感に心地よい酸味が感じられ、余韻もスムーズに続きます。 商品ページはこちら▶ =Webスタッフ=みっしー 「ワインって難しそう」と思っていたのに、気づけば旅先でも毎回ワインを飲んでいる人になっていました。 イギリスでは雨に濡れながらパブで白をすすり、ウズベキスタンでは羊料理に赤を合わせ、オーストリアではホイリゲ(新酒酒場)の素朴な美味しさに感動…。 ただの旅好きが、各地の“その土地らしい味”を求めて、ワインの世界にどんどん引き込まれています。 このブログでは、そんな「おいしいってこういうことか!」の瞬間や、初心者ならではの「なるほど!」を、やさしく・ゆるく・ちょっと笑える感じでお届けします。 「なんとなく好き」から「ちょっと通っぽいかも?」へ。ゆるゆる進んでいきたいと思います! 一覧に戻る